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第1回 オムツ若奥様


それは余りにも突然の事で荒牧小夜子は動揺を隠せなかった。5年間、仁科俊之の内縁の妻として仁科家に勤めていた荒牧小夜子にとってはショッキングな出来事だった。その話を聞いたとき小夜子は俊之に尽くしてきた5年間があっという間に崩れて行く事を感じていたのだった。思い出せば5年前、仁科俊之は小夜子に、
「今は結婚出来ないが、少し時間が欲しい、ただ、小夜子を手放したくないから一緒に生活して欲しい、」
と言われた。その時俊之が余りにも積極的だったので、結局小夜子は内縁の妻と言う形で仁科の家に入ったのが24歳、それから5年、内縁の妻という立場ではあったが、近所では常に俊之の妻として扱われていた。俊之の姉である春美も俊之の妻として認め、良好な関係を構築していたのだ。そして、何時の日か俊之の正式な嫁に成り、仁科小夜子になる積りで必至に仁科の家に尽くしてきたのだ。だが、それも完全に崩壊してしまった。
衝撃的な事実を知ったのは、まだまだ、春が遠い2月の下旬のとある日、仕事の為、1年程は家に近づかなくなった俊之が突然自宅に戻った。だが、1人で戻ったのではなく、若い娘を連れてきて、小夜子の前で、
「今度、この娘と結婚する事にした。」
と言うのだった。それは、正しく小夜子からすると晴天の霹靂とも言える言葉で、小夜子がその言葉を聞いた時、身動き出来ない状態になってしまって、どうしようか、と考えるのだった。
それまで愛してくれていると思っていた俊之が結婚宣言をしてから1週間、小夜子はどうしよか考えていた。最終的には負けても良いから裁判に訴えることも考えたのだが、それをしても俊之が自分の下に来てくれる補償は無い、それどころか、本当に関係を拗らせてしまうだけだろう、それに、新しい娘が来るという事は、もう仁科の家に居る必要性は無くなってしまったのだ。そうなるともう、この家を出る以外無かった。でも、突然に家を出る訳にも行かず、小夜子は俊之の姉である春美の部屋を訪ね、
「俊之さんが新しい花嫁を迎えることになったので、私が仁科の家に存在する理由はなくなりました。そこで、今月一杯でお暇を頂きたいと思うのです。」
と言うのだった。その一言を聞いて春美は、
「ちょっと、まって、ちょっと。」
と言うので小夜子は、
「でも、私の決心は代わりませんから、今日まで俊之さんを信じていたのですが、完全に裏切られた格好になるので、この辺でお暇を頂きたいと思いまして、」
と言うと、春美は、
「まって、俊之は確かに窓香さんと結婚をすると言ったけど、でも、小夜子さんには出て行けと言っていないわ。だから、考え直して頂けない。」
と言われても小夜子は
「そんな残酷な事を。」
「そうね。確かに残酷ね。ここに居る必要が無くなってしまったものね。でも、仁科の家には小夜子さんが必要なの。それに、俊之に言って、ちゃんとお金の話もするから、それまでは待って欲しいの。」
「お金の話なら口座番号をお教え致しますので、その番号に振り込んで、」
と言われて、春美は考えてしまった。小夜子はこれまでの5年間、本当に仁科の家の為に尽くして着てくれた。その結果、既に両親が他界してしまって、俊之と春美の2人の兄弟で生活をしている。そんな時、小夜子が仁科の家に入ってくれたのだ。春美は俊之の妻として小夜子を扱うと同時に小夜子に頼っていた。その為、現在、デザイナーとして、何とか自立出来る状態になっている。それが出来たのは小夜子が仁科の家の事を全てやってくれたからだ。それ程までに恩を感じている春美は小夜子と分かれたくない、出て行って貰うのは人として失格なのでは無いかと思っていた。
春美はどうして、弟の俊之が窓香を連れて来たのか分らない、小夜子と春美の前で窓香と結婚すると言った後、俊之は春美に、
「小夜子の為にもそして何よりも仁科の家の為にも窓香は必要な娘なんだ、だから連れて来たんだ。」
と言うのだった。春美には弟の意図が一向に分らずに困っていた。どうしようか、と考えていたのだった。でも、小夜子を引き止める術は今の春美には無かったのだった。でも小夜子を引き止めたいので、
「今は返事が出来ないわ。兎に角、色々と決まるまで暇は出せないから、お願い。」
としか言いようが無いのが春美の現実だった。
窓香は携帯電話が本当に離せない21歳の女の子だった。小夜子と初対面の時、
「ねえ、何であんた居るの。」
と正面切って言うのだった。その時の小夜子の顔は引きつっていたのだが、大人の対応で、
「私は、この家で働く者なのです。ですから、ここに居るのですよ。」
と言うのだった。
「へえ、そうんなだ、良く言う、お手伝いさんという訳、」
「左様で御座います。」
「それってラッキーだよね。何でもしてくれるのでしょう。だって私はこの家の長男のお嫁さんになるのだから、」
と言うのだった。小夜子は黙っていたのだが春美は、
「窓香さん、突然、そんな乱暴な口の聞き方は無いじゃないの。」
と言うのだが、窓香は、
「口うるさい事は言わないでね。幾らお義姉さんと言っても、立場は私の方が上になるのだから、口に気を付けた方がいいわよ。」
と言うのだ。初日からマイペースの窓香に圧倒されてしまった小夜子と春美だった。
仁科の家に来た初日から窓香は直に夜に成ると遊びに出掛けている。しかも電話でタクシーを家の前まで呼んで出掛けて行く、帰って来るのは午前2時か3時、帰って来るとそのまま布団に入るのだが、入浴も何もしないで布団に入るのだった。起きるのは何時も、午後の1時か2時、完全に昼間と夜が逆転した生活を送っていた。それでも下着は着替えるし、入浴は夕方にし、化粧をしてから出掛けるのが日課になっていた。そんな生活状況を見ていて春美は、小夜子に、
「小夜子さん、窓香さんを何とかしたいわね。」
と言うと小夜子は黙って頷く以外できない。それが歯がゆくて仕方が無い小夜子と春美だ。
窓香が仁科の家に当主である俊之の嫁として入って1週間が経っていた。相変わらず窓香は夜になると出掛けていて、帰宅は午前様、毎日の様に夜の街を徘徊しているようだ。お金は俊之が出しているのだろう、だから、経済的な事は全然問題にしてはいなかった。俊之も俊之で、ウィークディは殆ど帰宅しない、若くして会社の経営者になり、経済的には恵まれていたのだが、仕事が忙しいので会社の近くにマンションを借りて一人で生活をしている。窓香が仁科の家に入ってからはまだ1度も家に帰ってこなかった。小夜子は俊之が帰宅すれば暇を貰う積りなのだが、それもまま成らないで2週間が過ぎてしまった。
2週間が過ぎた時、春美が小夜子の部屋を訪ねるのだった。その時は昼食を採った後なので、時間的には余裕があった。小夜子の部屋を訪ねた春美は、
「ねえ、面白いものを紹介されたのよ。」
と言うので、小夜子は、
「どうしたのですか。」
と聞くと、春美は、
「実はね。これがいいのよ。」
と言って見せたのは黒い葉っぱの束だった。葉っぱの束を見た小夜子は、
「これは何でしょうか。」
と聞かれて春美は、
「これはね、漢方のお茶なのよ。」
「漢方のお茶、」
「そうよ。その効能がね。利尿効果にいいのよ。」
「利尿効果、」
「そう、でもね。飲みすぎると排尿機関が崩れてしまうのよ。分る。」
と言われて、小夜子は何となく、分ったような気がした。
「窓香さん、仁科の家に来てから毎日の様に飲みに行っているでしょう。そにれ帰宅が遅いから、睡眠不足になってしまって困っているのは小夜子さんも同じだと思うの。」
「そうですね。毎晩のように煩いですわ。」
「そこでこれを使うのよ。二日酔いに利く中国茶と言って飲ませるのよ。」
と言われて、小夜子は、
「成る程、そうやって飲ませてしまって、排尿機関を狂わせてしまう。」
「そうよ。このお茶、飲んでみたけど、結構、のみ心地が良いのよ。だから直に飛びつくと思うのよ。」
「そうやって、飲ませてしまって排尿機関を狂わせる。」
「そうよ。そして、オムツが必要な体にしてしまうのよ。」
「で、最後は1日中、オムツを当てていなくては成らない体にしてしまうのでしょう。」
「そうよ。そうなってしまったら、治るまでに時間が掛かるわ。」
「でも、そうなったら面白いですわね。生意気な小娘がどうなるのでしょうか。」
「でしょう。だから、完全に成るまで小夜子さんは止めては駄目よ。」
と言われて、小夜子は、
「分りました。兎に角、奥様の体をオムツが必要な体にしてしまうという事ですね。」
「そうよ。私も協力するからお願いね。これは小夜子さんの協力が必要だから、」
「分りました。その言葉を聞いて何となく、まだ仁科の家に残ろうと言う気が起きてきました。」
「それでは、煎れ方を教えるわ。」
と言われて、小夜子は春美に促されて台所に行くのだった。そして薬缶を取り出して、その中国茶を煎じてみたのだった。出来上がり、まだ熱かったが、ほんの少し猪口に一口飲んだのだが、苦味が無く、どちらかと言うとさっぱりしていて飲み心地は確かに良い、これなら、奥様は飲むだろうと考えたのだった。早速、翌朝から試す事にした。

  1. 2009/02/06(金) 18:16:12|
  2. オムツ若奥様
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