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友ちゃんのオムツ小説の館

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第9回 オムツ若奥様


離れに入ると、窓香はまだ眠っていた。小夜子と春美は直に部屋の中を見たのだが、ロンパースは脱いでいないようだが、オムツは外されて部屋の隅に投げ捨てられていた。オムツを勝手に外した事を確認をしてから小夜子は布団の中に手を入れると、布団はグッショリ濡れている。病気では無いのが、オネショから逃れられる訳は無いのに、と思っていた。口当たりが良くて甘味さえある中国茶を窓香は気に入って飲んでいて、その結果、排尿機関の機能が損なわれているのに気が付いていない、最も、そんな効能知られては困るのだが、オネショをしていたので、春美が、
「窓香さん、置きなさい、窓香さん、」
と言われて、窓香は、
「えっ、もう朝なの。」
と言うので、春美が、
「そうよ。もう朝なのよ。それに、何、これは、」
と言って布団を捲くられると、そこにはグッショリと濡れた布団がある。オネショを見て、
「いやぁ、」
と悲鳴を上げたが、春美は、
「昨日の夜寝る時に言ったわよね、オムツを勝手に外してオネショをしたらお仕置きだって、」
と言われて、まだ寝惚けているのもあるが、窓香は必至に言葉を捜して、
「でも、この歳でオムツだなんて、」
と言うのだが、春美が、
「そんな事理由になると思っているの。窓香さんがオネショを続いているのは事実なのだから、」
と言うと、小夜子が、
「そうですよ。それではお仕置きを致しますよ。」
と言って布団を捲るなり、窓香の両足を持つので、窓香は、
「やだ、何をするの。止めてっ、止めてぇ、」
と言うのだが、小夜子は窓香の両足を持って、上げて海老の様に窓香の体を曲げると、窓香のお尻がしっかりと天井に向いた状態にするので、
「やだ、何をするの。止めてっ、」
と言うので、小夜子が、
「いえ、オネショをしたお仕置きですよ。オムツを勝手に外した奥様が悪いのですから、」
と言われて窓香は、
「やだ、止めてっ、止めなさいよ。私はこの家の主人である人の嫁よ。私が1番・・・。」
と言いかけたのだが、春美が、
「オネショをしている娘にそんな権限があると思っているの。ふざけないで、」
と言っている間に小夜子は窓香が着ているロンパースの股間の部分のボタンを外してしまって広げて、
「まあ、昨夜はノーパンでお休みに成られたのですね。」
と言われて窓香は、
「当然でしょう。オムツなんて、」
と言うのだが、小夜子は、
「でも、オネショを続けているのは事実なのですから、諦めてください。」
と言うと、春美が、
「それではお仕置きを始めるわよ。ほら、」
と言って卓球のラケットで窓香のお尻を打つと、
「痛い、止めてっ、」
と言うのだが、春美は、
「痛いからお仕置きになるのよ。ほら、」
とお尻を打つので、窓香は、
「痛い、」
と悲鳴を上げるのが、小夜子も、
「もうオムツを勝手に外さないで下さいね。」
と言うと、小夜子は平手で窓香のお尻を打った。小夜子は気持ち良かった。それまで自分の手元にあると思った仁科俊之の花嫁の地位をこの窓香が奪ったのだから、どうしてもその気持の憂さを晴らすような気分に浸っていた。そして、このままオムツが手離せない体にしてしまう、という気持がより一掃高まっていた。
何度か窓香のお尻を叩いていたので、窓香のお尻は次第に赤く腫れ上がってきていた。窓香は辛かった。オムツを外してしまってオネショをしてしまったからだ。でも何で、何で、オネショが続くのだろうと思うと情けなくなる、それに、子供の様にお尻を打たれているのも屈辱的だ、窓香は悔しくて、その瞳からは大粒の涙が溢れると、春美が、
「あら、泣いているの。」
と言われて、窓香は反論する事もしないで、今度は声を出して泣き出し始めてしまうと、
「もう止めて、本当に止めて、」
と言うと、小夜子が、
「それでは、今度は勝手にオムツは外しませんよね。」
と言われて、窓香は、
「分った。分ったから止めて。」
と言うと、春美が、
「それならいいわ。でも、明日もオムツを外していたらまた同じ様にお仕置きを加えますからね。」
と言うと、窓香は泣きながら首を縦に振るとお仕置きが終わった。
お仕置きが終わると春美は直に窓香の部屋を後にしたのだが、小夜子はそういう訳には行かない、何しろ、部屋はまだオネショのままだから、小夜子は、
「お風呂が沸いていますから、脱いで入って来てください。それから、台所に朝食の支度がされていますから、朝食を食べて下さい。」
と言われて窓香は首を縦に振る。既に抵抗をする素振りさえ見せなく成っていた。そして、ロンパースを脱がされて全裸に成ると、小夜子が用意したバスタオルを体に巻いて浴室に向っていった。
今日は朝なので、急いで布団を干した。シーツ等は直に洗濯をしなくては成らないから汚れた物は全てバケツに入れると、今度は昨日、部屋の中に干してあるオムツを庭に干すことにした。やっぱりオムツは日の光りの元でしっかりと殺菌しないと不衛生でいけない。本当なら窓香の股間の毛を綺麗に剃り上げた方が衛生的には良いのだが、それはこれからと考えていた。
入浴を終えて、部屋に戻り、庭を見た窓香は、
「小夜子さん、小夜子さん、」
と声を掛けて小夜子を呼ぶと、
「何で、庭に干してあるの。」
と言うので、小夜子は、
「何がですか。」
「オムツの事よ。私の部屋に干されていたオムツを何で、」
と言われて小夜子は、
「それは当然の事ですわ、」
「えっ、それはどういう事、」
「それはですね。昨日は外に干しても直に日没でしたから奥様の部屋に干すことにしたのです。でも、今日はまだ午前中で早いですから、オムツを外に干したので御座いますよ。」
「でも、人に見られたら恥かしいわ。」
「それは分りますが、オムツ等はしっかりと日の光りの下で干さないと変な雑菌が残って良くないので御座いますよ。それに、仁科の家は外の道路に面してる部分が少ないですから、人に見られる事は余り無いと思われますよ。」
と言われたが、窓香は納得出来なかった。
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  1. 2009/02/28(土) 21:51:31|
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第8回 オムツ若奥様


オムツのセットが終わると、小夜子は
「それではオムツを当てますね。」
と言われて、窓香は、
「えっ、でも、」
と力ない声で返事をした。昨夜、オムツを当てられたが、それは深酒の為泥酔状態で、意識の無い時にオムツを当てられたのだから、まだ良かった。だが、今夜は一滴も飲んでいないので、意識がしっかりとあるから、余計に辛い、窓香は、
「やっぱり、オムツを当てなくては駄目、」
と言うと、小夜子は、
「当然でございますよ。オムツを当てないとお布団も、そしてお部屋もオシッコの匂いが着いてしまいますし、既に、何度もオネショをしているのですから既に匂いが着いていますから、諦めてください。それに、オシッコの匂いをした部屋では俊彦さんも嫌がると思いますよ。」
と言われた。特に、俊彦と言われて窓香は、
「でも、でも、」
と言っているのだが、小夜子は、
「それから、オムツを当ててお休みになるのですから、これを着て下さい。」
と言って窓香の前にロンパースを差し出すと、窓香は、
「えっ、これは何、」
と言われたので小夜子は、
「ロンパースで御座いますよ。」
「ロンパース、」
「ええ、ここを見てください。」
と言って股間の部分を見せるとそこにはボタンが三つ取り付けられている。そのホックを見せながら小夜子は、
「これを着ていれば、オムツを取外す時一々脱がなくてもいいのですから、便利ですよ。それに、今は寒い時期ですから風邪でもひかれたら旦那様に叱られますから、」
と言うので、窓香は、
「嫌よ、そんな物、」
と言うのだが、
「いえ、これを着ていただかないと困りますから、」
と言うのだが、窓香は、
「そんな物、絶対に嫌よ、絶対に、」
「困りましたねえ、」
と小夜子が言って、立ち上がると、一旦窓香の部屋を出た小夜子だが、直に戻って来た。戻って来たが、そこには春美がいて、
「窓香さん、何、小夜子さんのいう事が聞けないの。」
と言われて、窓香は、
「だって、ロンパースなんて、赤ちゃんが着るものでしょう。そんな物、着れないわ。」
と窓香は言う、それは当然の反応で、普通の大人が幾ら着れる様、大きくなっていると言っても、そんな物を着る事は恥かしいだけでなくて、屈辱的な思いが走るから当然の事の反応なのだが、春美が、窓香の体を押えると、
「言葉で言っても無理だから、こうなったら無理にでも着てもらいましょう。」
と言って、押えるので、窓香は、
「やだ、止めてよ、止めて、」
と声を荒げるのだが、小夜子は、
「そうですね。それでは、」
と言って、窓香が着ているパジャマを脱がし始めた。最初にパジャマの上着の部分のホックを外してしまって、無理矢理脱がせて、次にパジャマのズボンを脱がされてしまうと、ロンパースの下の部分が近づいてきたので、窓香は、
「いっ、嫌ッ、」
と言って着させられない様にしたのだが、無理矢理被せられてしまって、そのまま下げられていく、として、ロンパースを着せられてしまうと、
「あっ、やだ、こんな物、嫌ッ、」
と言うのだが、春美が、
「背中のボタンを止めれば言い訳ね。」
と言うのだ。ボタンを着ける所にはレースが着けられていて、その上、胸の部分にもレースがあしらわれているロンパースを着せられてしまうと、窓香はそのまま、仰向けにされてしまって、窓香は、
「いっ、嫌よ、オムツは止めて、オムツは、」
と言うのだが、小夜子が、
「駄目で御座いますよ、お部屋が匂ってしまって堪らないのですから、」
と言って、小夜子はロンパースの股間の部分のボタンを外してしまうと、そのまま折り返して完全にオムツが当てられる状態になると、小夜子は、
「オムツを当てるのですから、ショーツは不要ですからね。」
と言って、窓香が履いているショーツを脱がしてしまってから、窓香の両足を上げてセットしたオムツをお尻の下に引き込んだ。窓香はもう耐えられなかった。21になってオムツを当てられるなんて、と思うと耐えられず思わず目を瞑ったのだが、小夜子は窓香の足を広げてオムツの前当てを当てていく、窓香にはオムツの感触が、木綿の心地良い感触が広がっていく、そして、オムツの横羽根を当てられてしまって、からオムツカバーの横羽根をしっかりと止められてしまって、オムツカバーの前当てを股間に通され、ホックを止める音がすると、
「やだ、オムツは嫌、」
と言うのだが、しっかりとオムツカバーの前当てを当てられてしまって、それからオムツの形も整えられて腰紐を止められてしまうと、小夜子が、ロンパースのボタンを止めてしまうと、
「奥様、これで出来上がりですよ。」
と言うと、窓香は、
「やだ、オムツは、オムツは、」
と言うのだが、春美が、
「窓香さん、勝手にオムツを外して、オネショでもしたらお仕置きですからね。」
と言うと、小夜子が、
「それではごゆっくりお休み下さい。」
と言うと、2人は窓香の部屋である離れを後にした。その時、脱がされたパジャマは小夜子と春美が持っていったので窓香はロンパースで居る以外方法は無い。でも、窓香は、オムツは辛すぎると思って、直にオムツを外し、そして、ショーツがないのでノーパンの状態で布団に入ると、そのまま眠りに着いた。
小夜子は多分、オムツは外してしまっただろう、と思うと同時に、でも、オネショは確実だと思った。春美に声を掛けると、春美は、
「窓香さん、素直にオムツを当てて寝たかしら。」
と言われて、小夜子は、
「それは無理でしょう。だって、大人の奥様がオムツを当てられたのですから、無理と言う物ですよ。」
「それもそうよねえ、だから、お仕置きが必要ね。」
「そうですよ。それもインパクトがあるお仕置きがいいですわ。」
と言って、小夜子が春美の前に差し出したのは卓球で使うラケットを春美に差し出した。

  1. 2009/02/20(金) 21:10:09|
  2. オムツ若奥様
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第7回 オムツ若奥様


小夜子が布団に近づくと、窓香は、
「何をしようとするの。」
と言うので、小夜子は、
「いえ、オムツの確認をするだけで御座いますよ。」
と言うと、布団の中に手を入れて来たので窓香は、
「嫌ッ、止めてっ、そんな事、」
「いえ、子供ならいざ知らず、大人の場合は恥かしさの為に誤魔化す事がありますのでしっかりと確認をさせて頂きますよ。」
と言われて、窓香は、
「嫌よ、オムツの確認なんて、」
と言って、小夜子の手を払おうとするのだが、小夜子はオムツの裾に手を当てるとオムツの中に指を入れると、
「奥様、オムツがグッショリで御座いますよ。これでは気持悪かったでしょう。」
と言うと、小夜子は窓香の上に掛かっている掛け布団を退けてしまうので窓香は、
「なっ、何をするの。」
と言われて小夜子は、
「いえ、オムツを取るだけで御座いますよ。」
と言って、上半身だけ起きて座っている状態の窓香の前に座ると、小夜子は、
「それではオムツを外しますから、横になって下さい。」
と言って、窓香の胸を押されて仰向けになると、小夜子は窓香の股の間に入るので、窓香は、
「やだ、何をするの。」
と言うので、小夜子は、
「いえ、オムツを外すだけですよ。」
と言って、オムツカバーの腰紐を解き、オムツカバーの前当てに手を掛けてから、ゆっくりとオムツカバーの前当てを開いて行くと、グッショリと濡れたオムツが見えてくると、小夜子は、
「まあ、これでは気持ち悪かったでしょう。でも、ご安心して下さいね。今、外してさしあげますから、」
と言っても、窓香は、
「嫌ッ、恥かしい、お願い、もう止めて。」
と言っても、小夜子は、
「駄目で御座いますよ。濡れたオムツはお体に宜しくないのですから、」
と言って、オムツカバーの横羽根を広げると、
「やだぁ、恥かしい。」
と窓香は言うと、両手で顔を覆ってしまうのだが、小夜子はオムツの横羽根を広げ、そして、オムツの前当てを窓香の股間から取り払うと、窓香の両足を持って上げて、窓香のお尻の下から濡れたオムツを取り払ってしまって、
「これで終わりで御座いますよ。」
と言って、濡れたオムツはビニールバケツの中に入れると、窓香はどうしていいのか分らずに呆然としているので、小夜子は、
「そうそう、お風呂を沸かしてありますから、お入り下さい。」
と言って窓香の部屋を後にした。窓香は暫く放心した様になっていたが、暫くしてから逃げる様に離れを後にして入浴を始めた。その間、小夜子は汚れたオムツの洗濯を始めた。汚れたオムツを洗濯機に掛けておき、どうせ、精神的なショックで中国茶しか飲まないのだから、と考えて中国茶を用意しておくと、窓香は入浴から終えると、飲んでいた。それもかなりの量を飲んでいる。その姿を見て小夜子は上手く言っていると考えていた。
オムツの洗濯が終わったので、小夜子はそれを洗濯機から取り出し籠に入れると、窓香の部屋に持って行くと、窓香は、
「何をしようと言うの。」
と言うので、小夜子は、
「いえ、先程、奥様が汚されたオムツを干すので御座いますよ。本当ならお庭に干したいのですが、時間が時間ですから、奥様の部屋に押させて頂きますわ。」
と言われて窓香は、
「えっ、嫌よ。そんな事、」
「では、居間か広間に干しましょうか。」
と言われてしまうと、
「えっ、そんな所に、」
「そうですよ。そうすればお客様が来た時に、見られてしまいますよ。」
と言われて、窓香は言葉を失って何で、何で、こんな事になるの、と思うと切なくなる。オネショをするからオムツを当てられてしまう自分が恨めしくて堪らない気持で一杯になる。小夜子は汚したオムツを窓香の部屋に干し終わると、そそくさと窓香の部屋を後にしていった。その後に、私、これを使ってしまったんだと窓香は思った。そして、濡れたオムツと白地にピンクのハートマークが散りばめられたオムツカバーを見て思わず溜息をついてしまった。
その日も窓香は夜、出掛ける事もしなかった。本気でオネショを直さないと、と思った。窓香は1日休む事にしたので、小夜子は、
「今日はお出掛けに成らないのですか。」
と言われて窓香は、
「別に良いでしょう。私はこの家に嫁いできた身なのだから、」
「それはそうで御座いますが、何も言わなかったものですから、」
と言われて窓香は、
「それで食事の用意は、」
「大丈夫で御座いますよ。ちゃんと用意してありますから。」
と言われて窓香はホッとした。夕食の準備がされていないなんて、と思ったのだが、それは杞憂に終わったからだ。窓香はお店に電話をしておかないと、と思っていた。窓香が毎晩の様に外出していたのは、まだ、お店に勤めている為で、お店と言っても夜のキャバクラに勤めていた。事実、そこで俊之と知り合った。別に窓香は1番の売れっ子という訳でも無いのだが、お酒を呑むのが好きだし、それならと思ってお店に出ている。タクシーと言っても、それはお店の経費として払われているので問題は無い、だから、俊之のお金で遊んでいる訳では無かった。それに、お店にはまだ結婚したと報告はしていない、ただ、引越しをしたという事だけは報告していて、帰宅するのが遅いのは、お店をはねた後にアフターで付き合う為でもある。そんな時は午前4時頃になってしまう。俊之と婚姻する前は必至で指名を取る為に枕営業もしていたのだが、現在、それはしていない、それに、時折俊之が顔を出すので問題も無かった。だが、俊之は仕事が忙しく成っていて最近ではお店に顔を出してはくれないのが寂しいと思っていた。でも何でオネショなんか、始まってしまったのだろう、と窓香は思う、オネショの為にオムツを当てる事になってしまったからだ。
夕食を久し振りに仁科の家で採り、その後は自分の部屋である離れに入ったのだが、それが苦痛でもあった。テレビを見ていても暇だし、それに、何をやっているのか全然分らないからドラマは面白く無い、それでも、ケーブルテレビを見て時間を潰して、入浴をして、就寝しようと思った時、小夜子が窓香の部屋に来て、
「奥様、そろそろ就寝の時間かと思われますので、」
と言われて窓香は、
「ええ、そうだけど。」
「では、オムツを当てさせて頂きます。」
と言って、窓香の部屋に入ると、小夜子は窓香が寝る布団の上にオムツカバーを広げた。今日は薄いブルーにチューリップの絵が描かれているオムツカバーになっていて、オムツはクマがデザインされているオムツだ。窓香は、
「えっ、オムツ。」
と言うと、小夜子はさも当たり前だと言わんばかりに、
「そうで御座いますよ。オムツをしていればお部屋に匂いが着く事もなくなりますし、お布団も買い足さなくても済みますから、それでは、」
と言うと、オムツカバーを広げてその上にオムツをT字型にセットしていた。

  1. 2009/02/19(木) 21:44:32|
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第6回 オムツ若奥様


窓香がオネショを始めて1週間経った。毎日の様にオネショをしていては21歳の窓香には流石に精神的に答えていた。また部屋の中はオネショをしている為、窓香のオシッコの匂いが少し立ち込めていて、部屋に入ると窓香は気分的に嫌でも毎日オネショをしている事を知らされてしまって落ち込んでしまう。その上、布団も当然だが乾かした物を使う事になるのだが、それも、2度、3度とオネショで濡らしていれば当然だが、オシッコの匂いが立ち込めてしまっていた。
その日もオネショをしていた。1週間もオネショを続けていると朝、起きた時に悲鳴すら上げないのだが、それでも罰の悪い顔をしていた。それに、窓香は自分の事をしないので余計に悪かった。流石に、春美が、
「臭い、臭いわ。」
と窓香の部屋に来て言うと、小夜子が、
「それは当然ですわ、奥様は毎日の様にオネショをしているのですから、」
と言われて窓香は反論できずにただ、罰の悪そうに横を向いている以外無かった。そこで春美が、
「窓香さん、このままで居る積もり、」
と窓香を挑発する様に言うので、窓香は、
「そんな、別にオネショはしたくてしている訳ではないのだから、」
と言ってもやはり言葉に迫力は無かった。窓香が反論する様に言うのだが春美が、
「でも、21になってオネショを続けているのは事実でしょう。窓香さん、最初からオネショの癖があったのでしょう。」
と言われて窓香は、
「そんな事、ある訳ないじゃいないの。」
と強く反論するのだが、小夜子が、
「でも、既にオネショの為にお布団は全滅状態ですし、これではいけないと思うのですが、」
と小夜子が言うと、窓香は、
「何なの、小夜子さんまで春美さんの味方なの。」
「そうでは御座いません、でも、オネショをしているためにお部屋が匂ってしまっているのも事実だと申し上げているので御座います。」
と言われて、窓香は言葉に詰ってしまったのだが、窓香は、
「じゃあ、どうしろと言うの。」
と言われて、春美が、
「あら、オネショをする娘に出来る事は1つしかないわ、」
と言われて窓香は、
「な、何よ。何をすればいいの。お祈りでもしろと言うの。」
と言うのだが、小夜子が冷静な口調で、
「違いますよ。お祈り等してもオネショをしなくなる事は御座いません。奥様に提案したいのはオムツを当てて頂く事ですわ。」
と言われて窓香は、
「えっ、何て言ったの。」
オムツで御座います。オムツを当てていればオネショをしても大丈夫で御座いますし、それに、匂いも消えて行くと思いますので、」
「何で、何で私がオムツを当てなくては成らないのよ。」
と言うと、春美が、
「それはオネショを続けているからよ。いいわね。今夜からオムツを当てるのよ。」
と言われて、窓香は信じられないと言った顔をしていたのだが、でも、小夜子が、
「今夜から、オムツは私が当てて差し上げますから、」
と言って部屋を出るのだった。窓香は信じられない気持で一杯だった。
その日も窓香は出かけた。殆ど毎日の様に出掛けていた。一体、何しに夜になると出掛け、何をしているのかと小夜子と春美は思うのだが、それが分らない。何時もなら午前2時か3時に帰宅するのだが、その日は遅かった。別に問題は無かった。というのも小夜子はどうせ遅くなるだろうと考えて早めに布団に入っていたからだ。元々、早寝の小夜子は夜9時になれば簡単に布団に入ってしまう。その代わり、朝が早い、だから逆に夜中の12時頃が1番困る。窓香は遅ければ大丈夫と考えたのかも知れない。その日帰宅したのは午前5時で、窓香はこれでオムツから逃れられると思ったのかも知れない。だが、帰宅した事に気が着いた小夜子は急いでオムツとオムツカバーを持って窓香の部屋に急いだ。窓香はそうとう酔っているのだろう、帰宅して、そのまま横になって眠っていた。仕方が無いので、小夜子は服を脱がしたのだが、それでも起きる気配はまったくと言って良い程無いのは幸いしている。小夜子は下着だけの姿にしてしまうと、ショーツを脱がしてしまって、両足を上げてお尻の下にオムツをひきこみ、窓香の両足を広げてオムツの前当てを当て、横羽根を持って来てしっかりとオムツで窓香の股間を包み込むと、オムツカバーの横羽根を持って来て止めてから、オムツカバーの前当てを当てていく。ホックを止める音が小夜子には心地良かった。今日から窓香はオムツの生活が始まるのだから、その上、生活習慣も変えないといけないな、と感じながらオムツカバーの前当てをしっかりと止めてしまうと、食み出たオムツが無い事を確認してからオムツカバーの腰紐を止めてしまうと、小夜子は布団を掛ると、部屋を後にした。
翌朝、春美が起きて来て、
「そういえば、窓香さん、昨日は遅かったわね。」
と言われて小夜子は、
「ええ、帰宅したのは朝の5時でした。」
「そうよね。相当嫌だったのかしら、」
「それはそうでしょうね。何しろ21の女の子がオムツを当てるのですから、」
「まあ、それはそうだけど。でも、こんなに遅くてはオムツを当てるのは無理ね。」
「いえいえ、ちゃんとオムツを当てていますよ。」
と言うと、春美はビックリした顔になって、
「えっ、窓香さんにオムツを当てたの、」
「ええ、相当酔って帰って来たのですけど、ちゃんとオムツを当てて上げましたわよ。これで、大丈夫ですわ。」
「そうね。これで布団は大丈夫ね。」
と喜んでいた。そして、春美はそっと窓香の部屋に入ると、布団の中に手を入れてオムツの確認をすると、窓香が当てているオムツはまだ濡れていない。これは面白くなると思って窓香の部屋を後にした。
就寝したのが朝の5時なので窓香が起きたのは午後の1時になっていたがおきてこない、取り合えず窓香が起きるのを待っていたら、午後の2時になっていた。目を覚ました窓香は、
「あら、小夜子さんいるの。どうして。」
と寝惚け眼で言うので、小夜子は、
「今日もオネショをしていないか確認に来たのですわ。」
と言うと、窓香は思い出した様に布団を探ると安心したような顔になり、
「小夜子さんが心配する必要はないわ。だって布団が濡れていないもの。」
「でも、オムツはどうでしょうか、」
と言われて、
「えっ、オムツ、」
「はい、昨夜ですが、帰宅された時奥様は相当酔っていられたので、寝ている時にオムツを当ててさしあげたのですよ。」
と言われて、窓香は目が覚めた。そう言えば何時もと股間部分が膨らんでいるようで可笑しいし、それに、股間は冷たいのだ、まさか、と思ってビックリしていると、小夜子は、
「どうやら、オムツを使ってしまわれたようですね。」
と言うと、小夜子はニッコリと笑っていた。

  1. 2009/02/17(火) 21:43:03|
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第5回 オムツ若奥様


オムツオムツカバー、それにロンパースにオムツドレスを注文し終わり、そして配送の手続きをしてから帰宅した。帰宅すると、春美が、
「小夜子さん、オムツの方どうだった。」
と言われて、小夜子は、
「はい、取りあえず、オムツは100枚、そして、オムツカバーは12枚、注文して参りました。」
「そうなの。」
「それから、ロンパースを2つに、オムツドレスという物を2着注文して参りました。」
「あら、そうなの。」
「はい、でも予算が大分オーバーしてしまいました。」
「どの位掛かったの。」
「大体、15万程掛かってしまったのですけど、宜しかったのでしょうか。」
「大丈夫よ。俊彦のカードなのでしょう。」
「はい、」
「なら、大丈夫よ。」
「それより、中国茶の方は大丈夫なのでしょうか。」
「当然よ。最低でも10日分は確保してあるから、」
「それならこれからが面白くなりますね。」
「ええ、当然よ。小夜子さんを苦しめる元凶を作った窓香さんには丁度良い報復だわ。」
と春美が言うと、小夜子はニッコリと笑っていた。
翌日も窓香はオネショをしていた。昨夜も外出したので、昼頃に起きたのだが、窓香の部屋の離れから、
「いやぁ、」
と悲鳴が聞こえたので離れに行くと、窓香は布団に世界地図を描いていた。しかも、大人のオネショだからオシッコの量が多くて、布団全体がビショビショになっていて、その上、窓香もオネショをしたオシッコでビショビショになっていた。小夜子はこんな事になるのでは無いかと考えていたので、既に風呂の準備をし、何時でも窓香の部屋に行ける様にバケツも用意していて、悲鳴が聞こえると直に窓香の部屋に行き、小夜子は呆れた様な口調で、
「やだ、奥様、今日もオネショですか。」
と言われて、窓香はどうして良いのか分らずに困った顔をしているので、小夜子は、
「兎に角、お脱ぎ下さい。」
と言われて、脱ぎ始めたが、小夜子は、
「脱ぎ終わったら、お風呂に入って下さい。」
と言われて、窓香は、
「でも、このままで、」
と言われて、小夜子は、
「はい、その通りで御座いますよ。」
と言われたのだが、窓香は、
「でも、せめてバスタオルを、裸で家の中を動くなんて、」
と言われて、小夜子は、
「でも、家の中ですし、それに、仁科の家は外から覘かれ難いですから、大丈夫で御座いますよ。」
「で、でも、嫌よ、」
「恥かしいですからと言いたい所でしょうけど、奥様はもっと恥かしいオネショをなさっているのですから、」
と小夜子にオネショの事を言われてしまうと、流石に窓香も言い逃れが出来ない、窓香は恥かしそうに寝間着を脱ぎ、そして、下着を脱いで全裸に成ると、急いで浴室に入った。
入浴を終えてダイニングルームでバスローブだけの格好で居るので小夜子は、
「そうでしたね。朝ご飯で御座いましたね。」
と言うと、窓香は、
「今日は要らないわ。」
「あら、そうですか。」
「その代わり、中国茶があるわよね。」
「ええ、御座いますが、」
「それを頂戴、二日酔いが辛いの。」
「畏まりました。」
と返事をして中国茶を出すと、窓香は中国茶をコップに注ぐと一気に喉越しで飲み干していた。一杯の中国茶を飲み干すと、窓香は、
「美味しい。」
と言うと、2杯、3杯と飲み続けている姿を見て小夜子はこれでは明日もオネショね、と思いながら、早くオムツが来ないかしら、オネショの後片付けって大変だから、と思っていた。
窓香は中国茶を5杯程、飲み干してから、
「小夜子さん、これを持って行っていいかしら。」
と言うので、小夜子は、
「構いませんわ。そんなにお気に入りならもっと作っておきますから安心して下さい。」
と言うと、窓香は中国茶が入ったボトルを持って離れに行ってしまった。小夜子はオネショの片付けをすると同時に急いで中国茶を今度は今までの倍以上作り置きを出来る程作っていた。
窓香は中国茶が気にいっているようで、部屋では作った物を全て飲み干していた。小夜子からするとそれが破滅の道に進んでいるとも知らないで、飲み干していた。翌日も当然だが、オネショをし、落ち込んでいるのだが、夜の外出は止めようとはしなかった。
オネショが続いていて、毎日の様にオネショの処理をしていたが、小夜子はオムツがそろそろ配達される頃と考えて窓香のオムツ専用の箪笥を用意していた。中にはオムツにオムツカバーを入れて置くための箪笥だ。毎日の様にオムツを汚す事になるから、100枚では足りないだろうから、買足す必要があるので、当然だが、大きめの物にしておいた。もう直、窓香が当てる為に必要なオムツで一杯になるのは目に見えていた。それに合わせて、オムツの処理をする時に必要なバケツや洗面器を購入しておかなくては成らなかった。
バケツ等が用意できた時、大きなダンボールが宅配便で届けられた。中には注文した物がずっしりと入っている。小夜子は配送時間を夜にしていた。夜ならば窓香は外出して居ないしから、堂々とオムツを広げる事が出来るからだ。最も、相変わらず窓香はオネショを続けているからそろそろ、オムツを切り出しても問題は無い、
小夜子は届けられた箱を開くと、春美が、
「オムツって結構かさ張るものなのね。」
と言っていた。小夜子は、
「ええ、でも、これでは直には使えませんから、全部、梱包から出さないと、」
「そうね。では全部梱包を外しましょう。」
と言って、オムツとオムツカバーが入っているビニール袋の梱包を外すと、オムツはオムツの段に、そして、オムツカバーオムツカバーの段に入れていく、入れ終わると、春美が、
「ねえ、これは何、」
と言われたのはオムツドレスだった。だが、見た目はワンピースになっていて、それに、前と後ろ両方にジッパーが取り付けられているから、不思議に思うのも当然なので、小夜子は、
「これから奥様が着て頂くオムツドレスですわ。」
「まあ、これがオムツドレスなのね。」
「はい、これは着る時は後ろのジッパーになっているのですが、オムツを取替える時は、裾から伸びたジッパーを開けば、一々、裾を捲り上げる手間が省ける様になっているのです。」
「へえ、便利な服がるのね。」
「はい、それに、スカートも前の部分が開くデニムのミニになっているのでオムツの取替えには便利になっているのです。」
と小夜子が説明すると春美は
「ふーん。」
と感心しながら、見ていた。

  1. 2009/02/16(月) 22:21:24|
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第4回 オムツ若奥様


オムツオムツカバーのパンフレットを持って来たのだが、別の用紙も持って来て、
「所で当店では会員サービスを行っているのですけど。」
と言われると、小夜子は、
「会員と言いますと、」
「スーパー等で行われているポイントサービスと一緒なのですけど、当店の場合は値引率が高いので評判は良いのですよ。」
「そうなの。」
「それに、今後もお使いになると思われますので、」
と言われて小夜子は考えた。今日は、オムツは100枚程度購入しようと思っていたし、それに、オムツも10枚は必要になるだろうと考えていた。だが、本当の所を言うと、小夜子からすると窓香が1日にどの程度オムツを汚すのか分らないので、
「所で聞きいたい事があるのですけど。」
と芽衣子に言うと、芽衣子は、
「何で御座いましょうか。」
「大川さんの所には私の様に大人のオムツを買いに来る方が大勢いらっしゃると思うのですけど、でも、その人達は1日に何処くらい使うのかお分かりでしょうか、」
と聞くと、芽衣子は、
「そうですねえ、オモラシの回数にも寄りますけどね。大体、1日に普通に考えて5組は必要なのでしょうか、でも、それは普通にした場合ですよ。」
「普通でないというのは、」
「例えばですね。オモラシを頻繁にさせる為に利尿効果が有る物を使って無理矢理オモラシをさせるとか、ありますからね。また、自分で使う方もオムツを当てているとどうしてもオモラシをしたく成る物ですから、その様な方は大目に必要になりますね。」
「そうですか、実は今日、オムツは100枚程度、そしてオムツカバーは10枚程度必要、買っていこうと思っているのですが、でも、それでは足りなくなる可能性があると言う事ですね。」
「そうですね。例えばオムツが足りなくなってもお洗濯が出来れば良いのですが、お洗濯が出来なくて貯まる場合もありますから、その様な場合を考えますとオムツが100枚では足りなると思われますよ。」
「そうですね。所で、オムツとオムツカバーのお値段は、」
「まあ、オムツカバーの場合は、1つ7,000円程度します。それから、オムツは10枚1組になっていて4千円程度掛かります。」
「そうですか、やっぱり、大人が使うとなるとそれなりにお金も掛かるのですね。」
「そういう事ですわ。」
「それに、オムツだけでは物足りないと思いますよ。」
と言われて、小夜子は考えてしまった。一体、何が必要なのか、と思っていると芽衣子が、
「例えばですね。オムツを当てるだけでは面白く無いと思いますよ。」
と言われて、その意味が分らずに考えていると、芽衣子が、
「例えばオムツを当てても、当てたお嬢さんがスカートではなくてパンツスタイルですと取替えるのが面倒になりますし、それに、オムツにはミニがお似合いになると思われますよ。」
と言われて、確かに、普通にオムツを当てているだけでも恥かしいのに、当てている事自体が恥かしくさせることも出来るのだと思うと、成る程と考えていた。すると、芽衣子は、
「例えば、オムツを当ててこのような服装はどうでしょうか、」
と言われて、見せられたのがレースクィーンの写真だった。その写真に写っている女の子は綺麗だし、プロポーションも良い、そして、コスチュームがワンピースに成っていて、ボディーラインがしっかりと見えている。その写真を見て、小夜子は確かに、オムツを当ててこのような格好をさせ、そして外出させるのは面白いと考えてしまった。そんな事を考えていると、芽衣子は、
「それに、お休みに成る時はこのような物も必要になると思いますよ。」
と言われて、見せられたのはロンパースだった。ロンパースを見て小夜子は、
「あら、この様な物まであるのですか。」
「ええ、当然ですわ。まあ、赤ちゃんにしない人も居ますので、その辺はオムツ専用のスカート等を用意していますけど。」
と言われて、ミニスカートが用意され、デザインは普通の大人の服と寸分違わない、だが、スカートの前にはジッパーが着けられていて、オムツの取替えが便利な様にされている。パンフレットを見ながら小夜子は、
「まあ、色々あって目移りしてしまいますね。」
「そうです。でも、オムツを当てさせるにはこのような物まで必要になりますよ。その方がオムツの取替えが便利ですからね。」
「そうですね。オムツを当てているだけでは有りませんからね。」
と言ってから、小夜子は、
「でも、どの位必要なのかしら、」
「まあ、ロンパースもですが、最初に見せた物は私共ではオムツドレスと呼んでいるのですが、オムツドレスも最低でも2組はご用意なさった方が宜しいかと思いますけど、」
「そうなの。」
「はい、後はおいおい買足して頂ければ済むかと思いますけど。」
「そうよね。」
と言われて、小夜子はまだまだ買い足さなくは成らないのか、と考えてから、
「それでは会員カードを作らせて頂くは、」
「畏まりました。では、この書類にサインをお願い致します。」
と言われて小夜子は書類にサインをして、三文判で印を押すと、芽衣子は、
「少々、お待ち頂けますか、」
と言って、応接室を出て行くと、暫くして戻って来ると、
「これが会員カードで御座います。それから利用規定が書かれた物で御座います。」
「はい、では、注文をさせて頂くわね。」
と言ってから、オムツを10組、オムツカバーは12枚、そして、ロンパースを2着、注文してから、
「オムツドレスはねえ、赤と白の2色の物にするわ。」
「分りました。真ん中が白、両端がオレンジのオムツドレスで御座いますね。」
「ええ、」
「所で、オムツを当てる方の身長やスリーサイズはお分かりでしょうか、」
「大体だけど、身長は165、ヒップは88くらいかな、」
「分りました。後ウエストは、」
「ウエストは確か56だったわよ。」
「そうですか、それで大体の物が作れますから、」
「そうなの。ではそれでお願いするわ。」
「はい、では今から清算を致しますので、」
と言って、金額を言われてから、小夜子は、
「支払いはこれでお願いね。」
と言って、俊之が小夜子に渡してあるカードを差し出すと、
「分りました。クレジット払いですね。」
と言って、それで清算をした。

  1. 2009/02/12(木) 23:23:01|
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第3回 オムツ若奥様


窓香がオネショをし、そして、中国茶を飲んでいたので安心していた。多分、明日もオネショをするだろうと考えていた所へ、春美が帰宅した。小夜子は、
「とうとう、中国茶の効果がでましたよ。」
と言うと、春美は、
「それではとうとう、」
「ええ、オネショをされてしまいました。」
と言うと、春美は、
「ふふふ、これでいいわね。面白くなってきたわ。」
「ええ、それで相談があるのですけど。」
「何の事なの。」
「実は奥様が当てる事になるオムツに関してですけど。」
「ああ、オムツね。」
「ええ、そのオムツですけど、紙オムツでは面白くありませんし、かと言って普通の介護用のオムツでも面白くありません。」
「まあ、デザインよりも機能性が重視されているから。」
「はい、私は赤ちゃんが使うようなオムツオムツカバーが良いのではないかと考えたのです。」
と言われて春美は考えたのだが、21歳の窓香が子供用のオムツを当てている姿を想像して、ニヤリと笑ってから、
「でも、都合よく、そんなオムツやオムツカバーはあるかしら、」
「そこで、明日、探しに言って来たいと思うのですけど。」
「いいわ。明日は家で仕事をするから問題は無いから、」
「では、宜しくお願いします。」
と言ってニッコリと笑う小夜子と春美だった。

翌日、小夜子は春美の許可を得てこれから使うであろうオムツとオムツカバーを購入しに行く事にした。だが、小夜子は緊張していた。何処で買おうか考えたのだが、取りあえず子供服専門店に行けばあるのでは無いか、と考えただが、問題は子供服店で大人の物を買う事で、しかも、買う物がオムツにオムツカバーというのだから、変な事を考えられる可能性もある。使うのは窓香なのだが、購入するのは小夜子という事になるのだが、注文をする時、店員がその事を理解するといえば、しないのではないか、逆に言えば小夜子が自分で楽しむ為に買いに来たのでは無いか、と思われても仕方が無い、だから、変に思われても良いから仁科の家からは出来るだけ離れた場所にしようと決めた。小夜子は車の免許は持っているのだが、普段は車を運転しないから、考え付くのは電車だ。小夜子は電車の駅に行き、そこで何処に行こうか考えながら、料金表を見ていた。料金表と同時に出来るだけ大きな街の方が良いのでは無いかと考え、小夜子は電車で50分掛かる街に行く事にし、切符を買って、電車に乗り込んだ。
電車に揺られる事50分、目的の街に着いた。直ぐにでも買いたいのだが、小夜子は殆どその街には来た事が無いので何処に何があるのかさっぱり分らない。兎に角、近くのスタンドコーヒー店に入り、コーヒーを飲みながら、これからどうしよか、と対策を立てていた。小夜子が来た町にはデパートもあるのだが、流石にデパートでは、子供服を大人の大きさにする細やかなサービスが受けられるのか疑問に感じていたので、できれば専門店が良いのでは無いかと考えていた。幸い、駅に、街を説明する紙が置かれていたのでそれを参考に探す事にした。
スタンドコーヒー店を出て、最初に服等ブティックが多い界隈に足を向けることにした。どの御店も若者向きの服だったりして、子供服専門店は無かった。その為、小夜子は困ったなと感じていたので、近くにいる人に聞いてみることにした。聞いて見ると、子供服専門店があることを教えて貰った。そして、御店の名前まで教えてくれたのだ。名前は“キッズ・スタイル”で、小夜子は言われた通りに歩いてその“キッズ・スタイル”に向かって行った。
でも、“キッズ・スタイル”の前まで来て小夜子の足は竦んでいた。大人用のオムツにオムツカバーだなんて、そんな事を言ったら自分が変態扱いされるのでは無いかと思うと足が竦んで動けない。“キッズ・スタイル”の前でどの位考えていたのか時計を見ていないので小夜子は分らなかったが、それでも意を決して“キッズ・スタイル”の店内に入った。店内は色々な子供服や赤ちゃん用のグッズ等が置かれていた。でも、肝心の物を捜すのが先だった。それはオムツで、オムツを扱っていない所では注文のしようが無いからだ。慌てて捜していると、店員に声を掛けられてしまうと思ってゆっくりと歩きながら、オムツとオムツカバーを捜していた。だが、中々見付からなかったので、もう扱っていないのか、と思った時、最後のコーナーでオムツとオムツカバーを発見した。オムツとオムツカバーは扱っているは確認出来ただが、問題はそんな事では無い、赤ちゃんが使うようオムツにオムツカバーのデザインで大人のオムツ、オムツカバーが欲しいのだ。でも、そんな事を聞いても、店員はどう思うのだろうか、そんな事を考えると小夜子は足が震えていた。でも、言わなくては成らない、窓香が使うオムツにオムツカバーを購入しなくては何時までもオネショの処理をしなくては成らないからだ。そんな時、店員が、
「お客様、何をお求めでしょうか。」
と声を掛けられてしまった。小夜子はどうしようか考えたのだが、
「いえ、オムツとオムツカバーを買いにきたのですけど、」
と言うと、その店員は、
「現在、当店で扱っているのは現在展示してあるものですけど。でも、他にも色々なデザインがありますからパンフレットでも見て頂ければ。」
「そうなのですか、実は本当に欲しいのはここには無いのです。」
と言うと、店員は、
「えっ、それはどのような意味で、」
「実は私の義理の妹が夜尿症で悩んでいるのですよ。そこでオムツを使わせようと思ったのですけど、介護用のオムツにオムツカバーではデザイン的に受け付けないと思うので赤ちゃんが使うようなオムツを購入しようと思ったのですけど、そのような注文は受け付けていらっしゃるのでしょうか。」
と嘘を交えて言うと、その店員は、
「そのような事ですか、私では分らないので専門の者を連れてまいりますので少々お待ち頂けませんか、」
と言われて、小夜子は、
「ええ、お願いします。」
と言って、待っていると、小夜子よりも年下に見えるのだが、別の店員が来て、
「お待ち頂いて大変申し訳御座いません。何でも大人が使えるオムツオムツカバーをお求めだと、」
「えっ、ええ。」
「それでしたら、ここでは話し辛いと思いますので、こちらに来て頂けないでしょうか。」
と言われて、小夜子は、
「わかりました。」
「それではこちらへどうぞ。」
と言われて、小夜子は店員に事務所の方に案内をされた。小夜子は一体何所で、と思った。まさか、店員が沢山いる事務所で話をするのかと思っていたのだが違っていた。接客室に小夜子は通された。接客室には3人掛けのソファに、1人掛けのソファが2つある。店員は、
「大きい方のソファにお座り下さい。」
と言われて3人掛けのソファに座ると、先ほど紹介された店員が、前の1人掛けのソファに座ると、
「私、当店のベビーグッズ担当の大川と申します。」
と言って名刺を差し出された。名刺には大川芽衣子となっていた。小夜子は、
「私は、荒牧小夜子と申します。」
と返すと、芽衣子は、
「かしこまりました。所で、大人の大きさのオムツをお求めとか、」
「はい、でも、あるのでしょうか。」
「御座います。ただ、注文生産という形になりますので、3日程猶予が頂けるならば。」
と言われて小夜子はホッとしたような気持になり、
「それで構いませんけど。」
と言うと、芽衣子は、
「それではパンフレットをお持ちします。」
と言って立ち上がるのだった。

  1. 2009/02/11(水) 23:41:44|
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第2回 オムツ若奥様


その日の夜も窓香は夜、タクシーで出掛けて行き、帰宅したのは午前4時だった。帰宅した窓香はそのまま自分の部屋である仁科家の離れに行くとそのまま眠ってしまう。起きてきたのは午後の1時だった。離れから出てきて窓香は、
「ねえ、何か、飲み物は無い。」
と言われたので、小夜子は、
「それなら、これはどうでしょうか。」
と言って春美が持って来た中国茶を出した。冷蔵庫で少し冷やしてあるので飲みやすくしてある。それをコップに入れて窓香の前に差し出すと、
「ねえ、これは何、」
と言うので、
「中国茶で御座いますよ。」
「中国茶、」
「ええ、何でも二日酔いに利くらしいのですよ。」
「でも、味はどうなの。」
「私も飲んでみたのですけど、美味しいですわ。奥様も飲んでみては如何でしょう。」
と言うと、
「そうなの。でも、騙したりしないでしょうね。」
「何で、私が奥様を騙すのです。私は仁科の家に雇われている身、そんな事が出来る訳ないでしょう。」
と言われて、窓香は中国茶を一口飲むと、
「あら、以外に美味しいわね。」
と言うと、コップの中国茶を飲み干してしまった。中国茶を飲み干してしまうと、窓香は、
「ねえ、まだあるのでしょう。もっと頂戴。」
と言うので、小夜子は窓香のコップに中国茶を注ぐのだった。すると窓香は中国茶を飲み干してしまって、もう一杯、と言う。小夜子はそれを見ていて、何時、窓香に崩壊の時が来るのかしら、と考えながら中国茶を注いでいた。
その日から、窓香は仁科の家の中では中国茶しか飲まなくなった。それが、窓香自身の崩壊を告げるとも知らないで飲んでいた。中国茶を飲み始めて1週間が経った時だった。何時もなら、午後の1時になれば起きてくる窓香が、起きてこないのだ。何かあったな、と思うのは当然の事だった。小夜子は窓香の体を心配する振りをして、窓香の部屋である離れに近づくと、
「奥様、奥様、どうかなさいましたか。」
と声を掛けたのだが、返事が無かったので、小夜子は、
「奥様、どうかなさいましたか。」
と言って、離れのドアを開けると、窓香が、
「嫌ッ、何で入ってくるのよ。」
と言うのだが、窓香は布団の中に篭っていた。窓香の姿を見た小夜子は直感的に何があったのか悟っていた。それに窓香は少しうろたえているのが見ていて分る。それに、離れの中は少しオシッコの匂いが篭っているのだ。これはオネショだな、と直感的に分った小夜子は、
「奥様、ひょっとして、オネ・・・。」
と言い掛けると、窓香は、
「嫌ッ、それ以上は言わないで、」
と言うのだが、小夜子は、
「でも、部屋の中に充満していますわよ。」
と言って窓香が被っている布団を捲ると、窓香は、
「あっ、嫌ッ、」
と言って捲られようとする布団を押えるのだが、小夜子は無理矢理布団を捲ってしまうと、布団の内側は掛け布団も敷布団もそして、毛布までぐっしょりと濡れているのだった。ブラにスリップ、そしてショーツだけの格好になっている窓香も濡れていた。相当派手にオネショをしていたのだ。
「あら、奥様、オネショですか。」
と小夜子が言うと、
「嫌ッ、それは言わないで、」
と言うのだが、小夜子は、
「でも、オネショをした事は事実ですし、」
と言うのだが、窓香は、
「私もビックリしているのよ。この歳でオネショをしてしまうなんて、」
「本当でしょうか。」
「何、疑っているの。」
と窓香は少し不機嫌になるのだが、小夜子が、
「だって、21になってオネショだなんて、普通は考えられませんもの。」
と言われて窓香はそれ以上言えなく成ってしまい、何かを言おうと必死に考えていたのだが、窓香が話す前に小夜子が、
「兎に角、ここで奥様と問答をしていても意味がありません。ですから、兎に角、着替えを持ってまいります。それから、お風呂の準備を致しますのでそれまでお待ちください。」
と小夜子が言うと、窓香は、
「うっ、うん。分った。」
と素直に返事をした。小夜子は黙って立ち上がると、ビニールバケツを持って来て、オネショの為に濡れた下着を脱がせて、その中に入れさせた。同時にお湯を出して入浴の準備を始めた。その間は全裸では駄目なのでバスタオルを体を巻かせる事にした。同時に布団のシーツを取り、布団カバーまでも取り、それは洗濯をしなくては成らない状態にするのだった。
入浴の準備が出来たので窓香に入浴をさせると、小夜子はオネショで濡れている布団を庭に出した。時間も時間なので、布団が乾くとは思われないが、だからと言って干さない訳には行かないので、干しておくことにした。乾いていなければ明日、朝から干すことにした。
仁科の家は、道路の面している部分が少なく、細長い家になっている。その為、余り外から見られる事は無いのだが、離れは1番奥にあり、母屋に対して直角の状態であり、庭にも面している。小夜子は庭にある物干し場にオネショで濡れた布団を干した。干し終わると、入浴を終えて帰って来た窓香かが、
「小夜子さん、何、これは、」
と言うので、小夜子は、
「どうか、致しましたか。」
と返事をすると、窓香は、
「だって、濡れた布団を離れの前に干さなくてもいいじゃないの。」
と言うので、小夜子は、
「そういわれますけど、離れの前が1番、陽が当って乾くのですよ。」
「でも、これでは私がオネショをしましたのは私だと言う様に干さなくても、」
「でも、片付けるのが今の場所が1番良いので、」
「でも、嫌よ、直に別の場所に移して。」
「それでしたら、ご自分で、何しろオネショをなされたのは奥様なのですから。」
と言って小夜子は立ち上がると、窓香は、
「嫌、お願い、止めてっ。」
と言うのだが、小夜子は、
「いえ、私は今から、お洗濯がありますから、」
「え、布団は、」
「ですから、嫌でしたらご自分で動かして下さい。」
と言って小夜子は窓香の部屋である離れを出てしまった。離れを出ると小夜子は、思わず笑ってしまった。春美が持って来た中国茶の利き目がこれほどとは思わなかったからだ。こんなに効果覿面であると思うと、急いでオムツを仕入れな、と思っていた。
その日、起きてから普通なら昼食になるのだが、窓香には昼食は採らなかった。採る気が失せたというのが本当の所なのだろう、と小夜子は考えていた。でも、二日酔いなのか、中国茶は飲んだ。大量に作って冷蔵庫に入れてあるので2リットル入る容器を取り出し、半分程は飲んでいた。それを見て、小夜子は窓香が確実に崩壊の道を歩んでいる事を確信した。そろそろ、オムツも必要ね、でも、どのようなオムツにしようか、と考えた。普通の紙オムツでは面白く無いし、介護用の物では味気ないので、やっぱり、赤ちゃんが使う様なオムツが良いわ、と考えていた。

  1. 2009/02/10(火) 23:55:35|
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第1回 オムツ若奥様


それは余りにも突然の事で荒牧小夜子は動揺を隠せなかった。5年間、仁科俊之の内縁の妻として仁科家に勤めていた荒牧小夜子にとってはショッキングな出来事だった。その話を聞いたとき小夜子は俊之に尽くしてきた5年間があっという間に崩れて行く事を感じていたのだった。思い出せば5年前、仁科俊之は小夜子に、
「今は結婚出来ないが、少し時間が欲しい、ただ、小夜子を手放したくないから一緒に生活して欲しい、」
と言われた。その時俊之が余りにも積極的だったので、結局小夜子は内縁の妻と言う形で仁科の家に入ったのが24歳、それから5年、内縁の妻という立場ではあったが、近所では常に俊之の妻として扱われていた。俊之の姉である春美も俊之の妻として認め、良好な関係を構築していたのだ。そして、何時の日か俊之の正式な嫁に成り、仁科小夜子になる積りで必至に仁科の家に尽くしてきたのだ。だが、それも完全に崩壊してしまった。
衝撃的な事実を知ったのは、まだまだ、春が遠い2月の下旬のとある日、仕事の為、1年程は家に近づかなくなった俊之が突然自宅に戻った。だが、1人で戻ったのではなく、若い娘を連れてきて、小夜子の前で、
「今度、この娘と結婚する事にした。」
と言うのだった。それは、正しく小夜子からすると晴天の霹靂とも言える言葉で、小夜子がその言葉を聞いた時、身動き出来ない状態になってしまって、どうしようか、と考えるのだった。
それまで愛してくれていると思っていた俊之が結婚宣言をしてから1週間、小夜子はどうしよか考えていた。最終的には負けても良いから裁判に訴えることも考えたのだが、それをしても俊之が自分の下に来てくれる補償は無い、それどころか、本当に関係を拗らせてしまうだけだろう、それに、新しい娘が来るという事は、もう仁科の家に居る必要性は無くなってしまったのだ。そうなるともう、この家を出る以外無かった。でも、突然に家を出る訳にも行かず、小夜子は俊之の姉である春美の部屋を訪ね、
「俊之さんが新しい花嫁を迎えることになったので、私が仁科の家に存在する理由はなくなりました。そこで、今月一杯でお暇を頂きたいと思うのです。」
と言うのだった。その一言を聞いて春美は、
「ちょっと、まって、ちょっと。」
と言うので小夜子は、
「でも、私の決心は代わりませんから、今日まで俊之さんを信じていたのですが、完全に裏切られた格好になるので、この辺でお暇を頂きたいと思いまして、」
と言うと、春美は、
「まって、俊之は確かに窓香さんと結婚をすると言ったけど、でも、小夜子さんには出て行けと言っていないわ。だから、考え直して頂けない。」
と言われても小夜子は
「そんな残酷な事を。」
「そうね。確かに残酷ね。ここに居る必要が無くなってしまったものね。でも、仁科の家には小夜子さんが必要なの。それに、俊之に言って、ちゃんとお金の話もするから、それまでは待って欲しいの。」
「お金の話なら口座番号をお教え致しますので、その番号に振り込んで、」
と言われて、春美は考えてしまった。小夜子はこれまでの5年間、本当に仁科の家の為に尽くして着てくれた。その結果、既に両親が他界してしまって、俊之と春美の2人の兄弟で生活をしている。そんな時、小夜子が仁科の家に入ってくれたのだ。春美は俊之の妻として小夜子を扱うと同時に小夜子に頼っていた。その為、現在、デザイナーとして、何とか自立出来る状態になっている。それが出来たのは小夜子が仁科の家の事を全てやってくれたからだ。それ程までに恩を感じている春美は小夜子と分かれたくない、出て行って貰うのは人として失格なのでは無いかと思っていた。
春美はどうして、弟の俊之が窓香を連れて来たのか分らない、小夜子と春美の前で窓香と結婚すると言った後、俊之は春美に、
「小夜子の為にもそして何よりも仁科の家の為にも窓香は必要な娘なんだ、だから連れて来たんだ。」
と言うのだった。春美には弟の意図が一向に分らずに困っていた。どうしようか、と考えていたのだった。でも、小夜子を引き止める術は今の春美には無かったのだった。でも小夜子を引き止めたいので、
「今は返事が出来ないわ。兎に角、色々と決まるまで暇は出せないから、お願い。」
としか言いようが無いのが春美の現実だった。
窓香は携帯電話が本当に離せない21歳の女の子だった。小夜子と初対面の時、
「ねえ、何であんた居るの。」
と正面切って言うのだった。その時の小夜子の顔は引きつっていたのだが、大人の対応で、
「私は、この家で働く者なのです。ですから、ここに居るのですよ。」
と言うのだった。
「へえ、そうんなだ、良く言う、お手伝いさんという訳、」
「左様で御座います。」
「それってラッキーだよね。何でもしてくれるのでしょう。だって私はこの家の長男のお嫁さんになるのだから、」
と言うのだった。小夜子は黙っていたのだが春美は、
「窓香さん、突然、そんな乱暴な口の聞き方は無いじゃないの。」
と言うのだが、窓香は、
「口うるさい事は言わないでね。幾らお義姉さんと言っても、立場は私の方が上になるのだから、口に気を付けた方がいいわよ。」
と言うのだ。初日からマイペースの窓香に圧倒されてしまった小夜子と春美だった。
仁科の家に来た初日から窓香は直に夜に成ると遊びに出掛けている。しかも電話でタクシーを家の前まで呼んで出掛けて行く、帰って来るのは午前2時か3時、帰って来るとそのまま布団に入るのだが、入浴も何もしないで布団に入るのだった。起きるのは何時も、午後の1時か2時、完全に昼間と夜が逆転した生活を送っていた。それでも下着は着替えるし、入浴は夕方にし、化粧をしてから出掛けるのが日課になっていた。そんな生活状況を見ていて春美は、小夜子に、
「小夜子さん、窓香さんを何とかしたいわね。」
と言うと小夜子は黙って頷く以外できない。それが歯がゆくて仕方が無い小夜子と春美だ。
窓香が仁科の家に当主である俊之の嫁として入って1週間が経っていた。相変わらず窓香は夜になると出掛けていて、帰宅は午前様、毎日の様に夜の街を徘徊しているようだ。お金は俊之が出しているのだろう、だから、経済的な事は全然問題にしてはいなかった。俊之も俊之で、ウィークディは殆ど帰宅しない、若くして会社の経営者になり、経済的には恵まれていたのだが、仕事が忙しいので会社の近くにマンションを借りて一人で生活をしている。窓香が仁科の家に入ってからはまだ1度も家に帰ってこなかった。小夜子は俊之が帰宅すれば暇を貰う積りなのだが、それもまま成らないで2週間が過ぎてしまった。
2週間が過ぎた時、春美が小夜子の部屋を訪ねるのだった。その時は昼食を採った後なので、時間的には余裕があった。小夜子の部屋を訪ねた春美は、
「ねえ、面白いものを紹介されたのよ。」
と言うので、小夜子は、
「どうしたのですか。」
と聞くと、春美は、
「実はね。これがいいのよ。」
と言って見せたのは黒い葉っぱの束だった。葉っぱの束を見た小夜子は、
「これは何でしょうか。」
と聞かれて春美は、
「これはね、漢方のお茶なのよ。」
「漢方のお茶、」
「そうよ。その効能がね。利尿効果にいいのよ。」
「利尿効果、」
「そう、でもね。飲みすぎると排尿機関が崩れてしまうのよ。分る。」
と言われて、小夜子は何となく、分ったような気がした。
「窓香さん、仁科の家に来てから毎日の様に飲みに行っているでしょう。そにれ帰宅が遅いから、睡眠不足になってしまって困っているのは小夜子さんも同じだと思うの。」
「そうですね。毎晩のように煩いですわ。」
「そこでこれを使うのよ。二日酔いに利く中国茶と言って飲ませるのよ。」
と言われて、小夜子は、
「成る程、そうやって飲ませてしまって、排尿機関を狂わせてしまう。」
「そうよ。このお茶、飲んでみたけど、結構、のみ心地が良いのよ。だから直に飛びつくと思うのよ。」
「そうやって、飲ませてしまって排尿機関を狂わせる。」
「そうよ。そして、オムツが必要な体にしてしまうのよ。」
「で、最後は1日中、オムツを当てていなくては成らない体にしてしまうのでしょう。」
「そうよ。そうなってしまったら、治るまでに時間が掛かるわ。」
「でも、そうなったら面白いですわね。生意気な小娘がどうなるのでしょうか。」
「でしょう。だから、完全に成るまで小夜子さんは止めては駄目よ。」
と言われて、小夜子は、
「分りました。兎に角、奥様の体をオムツが必要な体にしてしまうという事ですね。」
「そうよ。私も協力するからお願いね。これは小夜子さんの協力が必要だから、」
「分りました。その言葉を聞いて何となく、まだ仁科の家に残ろうと言う気が起きてきました。」
「それでは、煎れ方を教えるわ。」
と言われて、小夜子は春美に促されて台所に行くのだった。そして薬缶を取り出して、その中国茶を煎じてみたのだった。出来上がり、まだ熱かったが、ほんの少し猪口に一口飲んだのだが、苦味が無く、どちらかと言うとさっぱりしていて飲み心地は確かに良い、これなら、奥様は飲むだろうと考えたのだった。早速、翌朝から試す事にした。

  1. 2009/02/06(金) 18:16:12|
  2. オムツ若奥様
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