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友ちゃんのオムツ小説の館

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第一回 白日夢のオムツ少女


それまで夏の陽射しがギラギラと輝き、アスファルトを溶かそうと思える程に照り付けていた陽射しが弱まり、それまでの湿った空気は無くなり、吹く風にも涼しさがあり、爽やかな日なのだが、神田佳代にはその爽やかさを感じている気分には成れなかった。その理由は仕事にある。会計の専門学校を卒業して直に就職したのだが、その会社は1年前にリストラ、その為、人材派遣会社に登録したものの、派遣されていた会社が倒産とまったくいい事が無い状況に嫌気がさし、これからどうしたものかと考えていた。8畳一間のアパートにいても気が滅入るだけと思い、アパートを出て散歩をする事に決めた。
会社に勤める必要が無いのでそのまま部屋にいてもいいのだが、1人で部屋にいて気が滅入ってくるので佳代はアパートを出た。これからどうしようと考えたが、わずかばかりだが貯金がある。部屋代も含めて現在の貯金なら2ヵ月は生活が出来るから、1ヶ月は仕事の事など忘れてのんびり過ごそうと考えていた。それに、仕事がないから朝寝も楽しめるし、何よりも時間に制約されないのが良かった。簡単な服装でアパートを出たのはいいが、これといってすることもなく時間を持て余していた。兎に角、朝食と考え、目に付いた喫茶店で朝食を採り、その後の事は考えていなかった。朝食を済ませてから、のんびりと歩いていたら、住んでいるアパートの近くの川に出た。一級河川という事で川幅も大きく、時折、その川に掛かっている鉄橋を電車が通ると騒がしいので鉄橋から離れると今度は国道の橋にぶつかり、国道も車の排気音が騒がしく感じた。それでも平日なので河川敷では野球等スポーツを楽しんでいるので静かなほうかなと思えた。時折、釣りをしている人が見つけるのだが、何を釣っているのだろうかと思いながら土手から見ていたのだが、土手では良く見えないので、そのまま河川敷の方へと降りて行くと、中には河川敷に車を置いてのんびりと昼寝をしているサラリーマンがいたりと、結構のんびりとした雰囲気が漂っていた。貸ボート屋もあるのだが、それを使っている人はまずいない、貸ボート屋のおじさんも退屈そうにテレビを見ていた。
涼しさが戻ったとはいえ、陽射しが強いので汗ばんできた佳代はベンチに座り、近くにある自動販売機で冷たいジュースを買って涼を取る事にした。幸い川を吹き抜ける風は冷たく心地良い、喉が渇いていたので買ってきたペットボトルのジュースは瞬く間に飲み干してしまうと、暫く涼しい風にその身を任せた。心地良く、久し振りにのんびりとした気持ちになり、ついウトウトとしてしまうと、女の子と思われる声がした。誰だろうと思うのだが、佳代が座っている所からは見えない。一体何所から聞こえてくるのかと思うと気になって仕方が無かった。どうやら、その声を聞いていると大人の声だが、何を言っているのか分らない、佳代はその声が一体誰だろうと気に成って仕方が無くなった。どうせ暇なんだしと思い、その声を出しているのが誰だろうと思って歩き出した。その声は川べりの2メートルはあるかと思われる草の中からしていた。佳代はその草を掻き分けて中に進んだ。履物がサンダルなので歩きづらいのが難点だが、進んでいくと、そこには2人の女性がいた。1人はロングスカートを履いている女性で、普通の大人の格好をしているのだが、1人はティーシャツに、赤いチェックのミニスカートを履いている女の子で、ミニスカートが短過ぎるのか、普通に立っているだけでスカートの中が見えてしまう。スカートの中は妙に膨らんでいて何だろうと思った。草むらから顔を出すと、2人は佳代を見詰め、佳代も2人を見詰めて立ち尽くしていると、ミニスカートの女の子が、
「嫌ッ。」
と言って顔を隠すと隅によってしゃがんでしまった。何でと思うのだが、ロングスカートの女性がミニの女性の所に寄り何か話しをしているのだが、当然、何を話しているのか分らない。だが、ミニの女性が頷いているとロングスカートの女性が佳代の所に歩み寄って来くるので、佳代は困った。単なる好奇心で近寄ったに過ぎないのに、何か批難されるのではないだろうとかと考えると怖くもあった。だが、だからと言って、逃げる事も失礼と思うと何も出来ないで立ち尽くしていた。すると、ロングスカートの女性が来て、
「何か御用ですか。」
と親切に聞かれたので、
「いえ、人の声がしたもので何だろうかと思ってしまい、つい、」
「そうでしたか。」
「はい、その声が幸せそうに聞こえたので、」
「幸せそうに。」
「はい、そう聞こえたものですから。」
「そうですか。」
と何とか説明したのだが、何となくいてはいけないと思えて佳代は、
「あのう、失礼でしたなら、」
と言いかけた時、その女性が、
「いえ、そんな事はありませんけど、折角いらしたのですから少しここにいらしたらどうでしょうか。」
「でも、もう1人の方が嫌そうですので。」
「ア、 アア、美保ちゃんの事ですか。大丈夫ですよ。こちらにいらして下さい。」
と言われて草に覆われた中に入っていくと、美保ちゃんと言う女性の所に連れて行かせて貰うと、その女性が、
「美保ちゃん、大丈夫ですよ。」
と言うのだが、美保ちゃんと呼ばれる女性は、
「やだ、絶対に嫌ッ、」
「何で、」
「だって、私の姿を見て絶対に変な子と思うから嫌。」
「でも、このお姉さんそんな事はないですよ。それに折角お外に出たのですから、これで帰る事も出来ないでしょう。」
と諭す様に言うと、その女性は頷き、
「大丈夫だかね。」
「本当に大丈夫。」
と聞くのでロングスカートの女性が、
「本当に大丈夫よ。だからこのお姉さんと一緒に遊んで貰えば。」
と言われて暫く考えているのか黙ってしまったのだが、その女性が立ち上がると振り返って佳代をジッと見詰める様に見ていて、
「お姉さん、美保と一緒に遊んでくれる。」
と言われて佳代は困ったのだが、佳代は頷くと、
「それから、私を変な目で見ないと約束してくれる。」
と言われて佳代はそれが一体何の事だろうと思うのだが、頷くと、
「じゃあ、亜弓さんのいう事を信じる。」
と言うとニッコリと笑う姿が可愛らしいと思った。一体この人達は一体何をしているのだろと思うのだが、それが何であるのかは分らなかった。ただ、美保という女性が頷くと、亜弓と呼ばれた女性が先程ビニールのボールを持って来た。そのボールは海水浴場等で使われるビニールのバレーボール程のボールであった。そのボールを佳代に渡して、
「じゃあ、これで遊んで美保ちゃんと遊んで貰えますか。」
と言われて佳代は、
「美保ちゃん、これでどうして遊ぶ。」
というと、美保は、
「投げっこして遊ぼ。」
と言うので軽く投げてみると、
「もっと離れてからだよう。」
と言うので佳代が離れようとするのだが、美保が走って2メートル程離れると美保がボールを投げてきた。佳代はそれを簡単に受け取り、直に投げ返すと美保が、
「もっと高く上げてよお。」
と言うので高く上げると美保は喜んで受け取ると佳代にも高く上げて投げ返してきた。美保は本当に楽しそうにボールで遊ぶので次第に佳代もリラックスしてきて、
「美保ちゃん、ほーら。」
と言って高く上げると、風があるので少し流されるのでそれが面白いのか美保は必至に追いかけている。当然、佳代にも高く投げ返すので走らなくては成らず、走って取りに行かなくてはならず、直に汗が噴出してきた。その間、亜弓と言う人が何をしているのかと思うと、もって来たピクニックシートを広げていて、それが終ると持って来た折り畳みの椅子に座って日陰で見ていた。何となく優しく見守っているようで、時折笑みも浮かべていた。

  1. 2007/08/13(月) 08:59:36|
  2. 白日夢のオムツ少女
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