冷たい水の中を泳いでいて急いで水から出ないと風邪を引くと思ってもなかなか水中から抜け出る事が出来ない夢を見ていたのであった。何でと思って必死にもがいても抜け出る事が出来ない、何故と思った時、由梨はそれが夢である事に機が着いたのであった。あんな夢を見るなんてと思った時、由梨はまさかと思って飛び起きたのであった。由梨のそのまさかは当たっていたのであった。昨日の朝と同じように、布団はビッショリと濡れていて、更に、昨日と同じように、就寝時に着込むネグリジェもビショビショであり、下着までもが濡れていたのであった。まさか2日も続けてとその時の由梨は思ったのであったが、それは紛れも無い事実なのであった。また、留美に頼むしかないと思ったのであった。とにかくどうしようと由梨は考えていたのであった。その時に、部屋の入り口のフスマをノックする音がしたのであった。そして、
「若奥様、若奥様。」
と留美が小さな声で声を掛けてくれたのであった。昨日よりも、早い時間に留美が着てくれたので、由梨は直ぐにフスマを開け、留美を招き入れたのであった。由梨の部屋に入った留美は、ビックリしたのであった。思わず、
「若奥様、今朝もしてしまわれたのですか。」
と言われてしまったのであった。由梨は情けない顔をして、
「え、ええ」
と答えるしか出来ないのであった。すると、
「若奥様、今朝もお小遣いを貰えるでしょうか。」
と言われたのであった。由梨は義母房江に知られるよりもマシと考えていたから、留美のに言われて、
「ええ、お小遣いを渡すわ。だから、お願い、今日も手伝って。」
と言うと留実は素直に、
「分かりました。待っていて下さいね。」
と言って、昨日と同じように、濡れタオル、そして、着替えの下着を持ってきてくれたのであった。そして、布団を干したのであった。そして、オネショの事など何食わぬ顔で部屋を後にしたのであった。房江には嫌味を言われたのであったが、それでもオネショの事がばれずに済んでホッとしていたのであった。
その夜は、由梨は慎重であった。水分を控えたのであった。そして、トイレにも何度も行ったのであった。もう失敗は許されないわと必至に考えていたのであった。そして、洗い立てのネグリジェを着て、布団に入ったのであった。水分を採らないから大丈夫よと思って寝床に入ったのであった。寝床に入ると、そのまま眠ってしまったのであった。
熟睡であった。グッスリ眠れたと思ったのであった。だが、体が冷たく布団を被っても冷たいと思ったのであった。その内に悪寒が走るのであった。何でと思ったのであった。由梨は寝ぼけていたのであった。だが、その冷たさが何で冷たいのかと分かった時であった。由梨は飛び起きたのであった。今朝もオネショをしていたのであった。しかも、布団の中央部分から大量にオシッコで濡れている。当然、ネグリジェも下着もビショビショであった。時計を見ると、留美が起こしに来る時間の10分前であった。どうする事も誤魔化す事も出来る時間は残されていないのであった。どうしようと思ったのであった。また、留美にお小遣いを渡して誤魔化すしかないと考えたのであった。それしか、今の由梨には残されていないのであった。10分後、留美が来たのであった。留美の顔を見ると、由梨は、
「留美ちゃん、御免なさい、今朝もお願い。」
と由梨が言うのであったが、留美は由梨の足元を見ていたのであった。だから、
「今日もですか、でも、このままでは何時か奥様に知れてしまいますよ。そうなったら、私は…。」
「でもお願いしたいの。この家で見方は留美ちゃんだけなの。」
と必死に留美に頼み込んだのであった。その顔を見ていて留美は分かっていたのであった。その為に、留美は、
「でしたら、今までの金額では…。」
「なら、昨日の倍は出すわから、ね、お願い。」
と由梨は留美に提案をしたのであった。今までは、1万円で何とか留美を抱きこんでいたのであった。その倍は2万円になるのである。由梨には別に問題のない金額である。だから、簡単に引き受けることが出来たのであった。すると留美は、
「分かりました。では、直ぐに用意いたします。」
と言って由梨の寝室から出て行ったのであった。暫くして戻ってくると由梨は考えていたのであった。だが、少し遅いような気がしたのであったが、早く留美に来てもらわないと義母房江に嫌味を言われるし、何をされるのか分からない。だから、早く留美に来て欲しいと思ったのであった。その時に、部屋のフスマをノックする音がしたのであった。また誤魔化せると思ったのであった。そして、フスマが開けられたのであった。だが、そこに立っていたのは、義母房江であった。そして、その後ろには、房江専属の使用人である浪江が立っていて、最後に留美がバツが悪そうに立っていたのであった。その瞬間由梨は体が硬直したのであった。
Author:友ちゃん
友ちゃんが演出する、オムツの怪しい世界へ誘います。